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小金井音楽談話室

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東京都小金井市を拠点に、身近で良質な音楽を生で楽しむライフ・スタイルのご提案をいたします。
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第15回 小金井音楽談話室「0さいからきく やさしいコンサート」&「世界をめぐるコンサート」

2018/04/19 17:29
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《1》「0さいからきく やさしいコンサート」

♪日 時 ● 2018年6月10日(日)
      10:00開場 10:30開演(約45分間)

♪出 演 ● 風の五重奏団(木管五重奏)
        丸田悠太(フルート)
        池田祐子(オーボエ)
        西尾郁子(クラリネット)
        藤田 旬 (ファゴット)
        小川正毅(ホルン)

        足立優司(ご案内)

♪プログラム:
 ・ハイドン/「ディヴェルティメント」より 第1楽章
 ・ニールセン/「五重奏曲」より 第1楽章
 〜共演コーナー〜
   皆さんのハンドベルと一緒に、パッヘルベル/「カノン」
 ・ベリオ(谷川俊太郎 訳)/「作品番号獣番」より“ねこ と ねこ”

   ※床にカーペットを敷き、直に座ってお聴きいただきます。 
    必要に応じ、座布団・タオルなどをお持ちください。
    (後方に、いす席も若干ございます。)

   ※※授乳・おむつ替えスペースあります(B1階 和室)。

     * * *

《2》「懐かしの名曲! 世界をめぐるコンサート」

♪日 時 ● 2018年6月10日(日)
      13:30開場 14:00開演(約60分間)

♪出 演 ● 風の合奏団 〜“風の五重奏団”と仲間たち〜
        丸田悠太(フルート)
        池田祐子(オーボエ)
        西尾郁子、瀧田奈々子(クラリネット)
        藤田 旬 (ファゴット)
        小川正毅(ホルン)
        高江洲 愛(ハープ)

        足立優司(ご案内)

♪プログラム:
 ・近衛秀健(編)/「日本の歌メドレー」
     〜さくら〜故郷〜荒城の月〜赤とんぼ〜七つの子〜浜辺の歌 ほか
          「フォスター・メドレー」
     〜故郷の人々(スワニー河)〜おおスザンナ〜夢路より ほか
          「イタリア民謡メドレー」
     〜サンタ・ルチア〜村の娘〜カタリ・カタリ ほか
          「ドイツ民謡メドレー」
     〜もみの木〜ちびっ子ハンス〜野ばら ほか
          「ロシア民謡メドレー」
     〜黒い瞳〜バイカル湖のほとり〜カチューシャ〜泉のほとり ほか
          「諸国川尽くし」
     〜パリの空の下セーヌは流れる〜ローレライ〜花〜
       ステンカ・ラージン〜スワニー ほか

    ※いす席になります。

   * * *


♪会 場 ● 小金井 宮地楽器ホール
         小ホール(1階)
     (JR中央線・武蔵小金井南口駅前)  

♪入場料 ● 各回、全席自由 一般2,000円 シニア(65歳以上)1,800円、
              小学生以下 500円


♪主催・お問合せ ● 小金井音楽談話室 TEL/FAX : 042−388-8099
               E-Mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp 
 
         (メールアドレスは◎をアットマークに変えてください)
        ※ メールにてチケットご予約の方は

          《1》0さいからきく やさしいコンサート

          《2》世界をめぐるコンサート

          のどちらをお申込みか、また、お名前とご連絡先、
          枚数をお知らせください。

♪後 援:小金井市、小金井市教育委員会、小金井市商工会、日本音楽家ユニオン


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 音楽を身近に――

 日常生活の中に、「生で音楽を楽しむ」という選択肢をひとつ取り入れていただきたい、という願いを込めて開催している 「小金井音楽談話室」も6年半、14回の公演を継続することができました。

 今回は、私たち小金井音楽談話室が節目節目で開催している「子育て支援コンサート」を、《1》「午前の部」としてお贈りします。子そだてをしていらっしゃるお父さん・お母さん方、そしてこの街で育っている元気なキッズたちへのプレゼント・コンサート。0歳から入場できる、お子さんとそのお父さん・お母さん、ご兄弟を中心に、間近で本格的な演奏が楽しめるコンサートになっています。
 演奏者によるお話つきで、さらにスライド投影もあり、楽器のアップ画像なども見ながら説明を聞くことができるので、とても分かりやすく、クラシック音楽になじみのなかった方でもお楽しみいただけます。


 また《2》「午後の部」は新企画! 「懐かしの名曲」の数々を、関連のあるグループごとにメドレーにしてお楽しみいただきます。これら、“おとなの愛唱歌”の数々をまとめ上げたのは何と、戦前にドイツで活躍したわが国を代表する指揮者、近衛秀麿氏の御子息、近衛秀健氏。その秀健氏の遺品から見つかった貴重な楽譜を発掘、整理し、なおかつ出版することに尽力したのが、今回の出演者のリーダー、ホルン奏者の小川正毅さんです。

 弦楽四重奏や金管アンサンブル、ましてやサクソフォン四重奏など、同族楽器や似ている楽器によるアンサンブルと異なり、木管アンサンブルはそれぞれが発音原理から異なる楽器の集まりです。「親和性」がアンサンブルに大切な要素ではあるものの、木管アンサンブルでは他の形態よりその部分が薄まっています。しかしそれは「弱点」というものではなく、そういう特色、つまり木管アンサンブルは、「ソリストの集まり」なのです。それだけに音色の変化の度合いが大きく、幅広い表現が可能です。だからこそ近衛秀健氏は「木管アンサンブル」の編成によって、このメドレーを作ろうと考えたのでしょう。色彩感豊かに奏でられる「懐かしの名曲」を、ぜひお楽しみください!

     * * *

♪出演者プロフィール

風の五重奏団

 2005年結成。東京・三鷹の三鷹市芸術文化センター“風のホール”を拠点とし、全国各地で活躍。特に文化庁の芸術家派遣事業等のアウトリーチ活動は年間150公演を越える。

 CDは、2008年に「動物の謝肉祭」、2010年に「17のヴァリエーション」、2012年に「作品番号獣番」(所収のベリオ「作品番号獣番」は現在、谷川俊太郎訳による日本語版唯一の録音)、2015年に「夏の音楽&世界の名曲メドレー」(「世界の名曲メドレー」はドレミ楽譜出版社から楽譜の同時出版を実現)を、いずれも ありのみ株式会社 よりリリース。音源は amazon、iTune 等各サイトにて配信中。特に「作品番号獣番」は『現代音楽』誌で推薦版に選ばれたほか、「幼い子供でも気軽に木管五重奏に親しめる良質なコンテンツ作りに成功」(CDジャーナル)、「家族で長く楽しみ味わえる上質なアンサンブルが満載」(バンドジャーナル)等、音楽関係各誌で高い評価を得ている。

 2017年5月には「ラ・フォル・ジュルネ新潟2017」音楽祭に出演、10月には「作品番号獣番」がNHK-FMで放送された。現在、わが国で最も活発に活動している木管アンサンブルの一つである。


風の合奏団 〜“風の五重奏団”と仲間たち 〜 (午後の部のみに出演)

 2006年、山形県酒田市で行われた小学生のための公演をきっかけに結成。2005年結成の“風の五重奏団”を母体とし、2015年結成の“森の五重奏団”を姉妹団体として持つ。メンバーの多くは文化庁「文化芸術による子供の育成事業〜芸術家の派遣事業」の登録芸術家であり、豊富な演奏・指導経験を持っている。
 主に“風の五重奏団”をサポートする形で木管五重奏の編成で活動するが、サン=サーンス作曲(梅本由紀編曲)による「動物の謝肉祭」、モーツァルト作曲(小川正毅編曲)による「落語でオペラ“ドン・ジョバンニ」等、ピアノや弦楽器、落語家との共演実績もある。今回は木管五重奏にハープを加えた編成と、木管五重奏にクラリネットをさらに1本加えた珍しい編成で演奏をお楽しみいただく。

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【小金井音楽談話室14】「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ」公演、終了いたしました。

2018/02/01 11:09
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 2018年1月24日(水)、7回目となる弦楽四重奏団「ヴィルタス・クヮルテット」の小金井公演、第14回 小金井音楽談話室「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ:歴史を受け継ぐもの」を開催し、おかげさまで無事終了いたしました。
 ご来聴くださった皆様、本当にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

 今回より、ヴィルタス・クヮルテットの第二ヴァイオリン奏者として、藝大フィルハーモニア・コンサートマスターの戸原 直さんを迎え、また新規軸としてショスタコーヴィチへの挑戦も始まるなど、新時代の扉を開く公演となりました。
 プログラムは、“弦楽四重奏の父”ハイドンがその集大成として作った「エルデーディ四重奏曲 作品76」の中から、特にその当時の時代背景を写しとっていると思われる〈第77番《皇帝》〉、そしてほとんど同時期に作られていながら、60歳を越えた巨匠に対して、理想に燃える20代後半のベートーヴェンが書き上げた、形式的に文句なしの作品ながら革新性に満ち溢れた傑作〈第6番 作品18-6〉をお聴き比べいただく前半と、それから150年後、クラシック音楽の本流が「交響曲」と「弦楽四重奏曲」であるとしたなら、まぎれもなくその後継者であった、20世紀最大の巨匠ショスタコーヴィチの代表作〈第8番〉を後半にお聴きいただく、というもの。

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 ショスタコーヴィチの〈第8番〉は、ヴィオラの馬渕さん、チェロの丸山さんのお二人にとって、以前のグループでイタリア「パオロ・ポルチアーニ弦楽四重奏コンクール」第3位を受賞されたときの課題曲の一つであり、当時のスメタナ弦楽四重奏団に一週間猛特訓を受けた想い出の作品。この曲は、虐げられた経験、抑圧された経験を心の奥底、あるいはDNAに持つ人々全てに向けた、作曲者自身の心の叫びそのものであり、それでも「音楽の力」を信じている、彼自身の祈りである、と丸山さんは語ります。今回お聴きいただいた皆様にも、その想いは確かに伝わっていたようでした。

 「小金井音楽談話室」というプロジェクトは、先の震災で被災した街のひとつ、いわき市における「芸術による心の日常回復」の取り組みから得られた知見をもとに、地域生活の中での音楽芸術の普及を目指すひとつの取り組みです。震災から間もなく7年が過ぎようとしている現在、いわき市では沿岸部の津波被災地もようやく土地嵩上げが完了し、新たな街造成の真っ最中ですが、しかし一方で、日々状況が変化し、一時も安心することのできない原発事故の様子は一向に変わることなく、連日地元新聞をにぎわしているのです。人々の心に平穏な時間が訪れるのはいつの日になるのでしょうか……。いわき市にある公共劇場「いわきアリオス」は、あの時、音楽が人々の背中を後押ししたことをずっと忘れることなく、「音楽を身近に」するための取り組みを現在も続けています。私たちもそれに倣い、地元・小金井での活動を続けていきます。


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 今回は、コンサートと同日の1月24日(水)の午後に、恒例となりました小金井市内の老舗フレンチレストラン TERAKOYA での「ランチタイム・コンサート」を開催しました。お客様に、シェフが腕によりをかけた本格フレンチのランチコースをお楽しみいただき、続いてヴィルタス・クヮルテットの演奏によって今回のプログラムからの抜粋をお楽しみいただきました♪ TERAKOYAさんでのコンサートも、早7回目。「音楽と料理は、特に相性が良い」という共通理念のもと、最高の料理と演奏によって、お客様に心豊かな時間をお楽しみいただけるように毎回企画しいています。


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 次回の「小金井音楽談話室」は6月10日(日)に、久々の「0さいから楽しめる」コンサート(約50分間)を午前(10:30開演)に、また同日午後(14:00開演)には、日本クラシック音楽の近代化に大きな貢献をした近衛秀麿氏の長男で、同じく音楽家の近衛秀健氏がまとめ、アレンジして楽譜を遺した、懐かしの「日本」「ロシア」「ドイツ」「イタリア」そして「フォスター作曲」の愛唱歌メドレーを、木管五重奏団「風の五重奏団」と仲間たちによる「風の合奏団」の演奏でお楽しみいただくコンサート(約60分)を開催すべく、準備を進めております。今では小学校の教科書からも外されてしまっているものの、多くの方々にとって未来に遺して伝えていきたいと思われるであろう名曲の数々をメドレーにてお楽しみいただきます。詳細が決まり次第、こちらにアップいたします♪

 またそれに先立ち、5月23日(水)にはフレンチレストラン TERAKOYA において、同じく「風の五重奏団」によるランチタイム・コンサートを開催します。

 これからも、「音楽を身近に」のコンセプトのもと、皆様の生活の中に「生でコンサートを聴く」という選択肢をひとつ、加えていただきたいと願いながら、プロジェクトを続けてまいります。今後とも、小金井音楽談話室をどうぞ宜しくお願い致します♪


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第14回 小金井音楽談話室「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ:歴史を引き継ぐもの」

2017/10/14 19:43
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2018年1月24日(水) 18:30開場/19:00開演

小金井 宮地楽器ホール・小ホール (1F)
(JR中央線 武蔵小金井駅南口駅前)





 ◆ 出演:
   ヴィルタス・クヮルテット

    三上亮(ヴァイオリン、サイトウ・キネン・オーケストラ メンバー)
    戸原直(ヴァイオリン、東京藝大フィルハーモニア コンサートマスター)
    馬渕昌子(ヴィオラ、紀尾井ホール室内管弦楽団、
                 宮川彬良とアンサンブル・ベガ メンバー)
    丸山泰雄(チェロ、紀尾井ホール室内管弦楽団 メンバー)


   ※ご案内:足立優司 (いわき芸術文化交流館アリオス音楽学芸員)

 ◆ 曲 目: 
    ハイドン/弦楽四重奏曲第77番 ハ長調 op.76-3 「皇帝」 Hob.III-77

    ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 op.18-6

       * * *

    ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 op.110



 ◆ 入場料:
   全席自由 2,800円、シニア(65歳以上)2,300円、学生1,800円



 ◆ 主催・お問合せ:
   小金井音楽談話室 042−388-8099
       E-Mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp
             (◎をアットマークに変えてください)
      ※メールにてチケットご予約の方は、お名前と
        ご連絡先、枚数をお知らせください。

   ロンドミュージック 03-3265-9321


 ◆ チケットのお取り扱い場所:
   ・TERAKOYA 042-381-1101
       小金井市前原町3-33-32 ※月曜定休
   ・菊屋文具店 042-381-1379
       小金井市本町1-7-6 ※水曜・日曜定休
   ・セレクトショップゆうすい 042-301-7347
       小金井市中町4-14-15(前原坂上交差点角) ※日曜・祝日定休
   ・ブックスキャロット 042-387-0031
       小金井市梶野町5-1-5(東小金井駅北口すぐ) ※年中無休
   ・小金井 宮地楽器ホール2F事務局(窓口のみでのお取扱い)


  ◆ 後援:小金井市、小金井市商工会


※よろしければ、下記のブログもご覧ください♪
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特別企画 (限定30席)

「ランチタイム・コンサート」
 〜老舗フレンチ・レストランで過ごす 至福のひととき〜

※日時  2018年1月24日(水) 13:00〜15:30頃 (12:30 受付開始)
※会場  フレンチレストラン TERAKOYA

※ 今回は、本公演と同日の午後開催です ※


 都内屈指のフレンチ・レストラン Terakoya で、一流シェフがこの日のためにご用意する特別メニューによる本格的なフレンチ・コースと、一流演奏家による生演奏をお楽しみになりませんか?
 同日夜の本公演に出演する「ヴィルタス・クヮルテット」による生演奏を、すぐ近くでお聴きいただけます♪ 
 ぜひ、お早目にお申込みください。

◎演 奏 : 弦楽四重奏団ヴィルタス・クヮルテット
※演奏時間は40 分程度です。(本公演の演目の一部)

〔料金〕
・ランチタイムコンサート:6,000 円 (お食事とミニ・コンサートのセット)

※ 限定 30席 ※

     ◆ Menu ◆
     アミューズ〜オードヴル〜ポタージュ〜メイン(お肉料理)〜デザート〜コーヒー or 紅茶

※ご予約受付は一週間前 〔1月17日(水)〕 までとさせていただきます。
※公演の3日前よりキャンセル料が発生します(3日前〜30%、当日100%)。

 ・・・  ・・・

♪ ランチタイムコンサートのご予約・お問合せは・・・

・小金井音楽談話室 Tel 042-388-8099
   E-mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp (◎をアットマークに変えてください)

・TERAKOYA  Tel 042-381-1101


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 「音楽を身近に」――

 間もなく、結成から10年を迎えるヴィルタス・クヮルテットは、結成当初から福島県いわき市における 「アーティスト・イン・レジデンス」 を担う団体として、毎年冬と夏に1週間ずついわき市に滞在し、地域の人たちとの交流を図りながら、音楽の力によって地域の発展に寄与すること、また自らの音楽も地域生活に根付いた形で発展していくことを目指す様々な取り組みをしてきました。先の震災時、そうした地道な取り組みが実を結び、いち早く被災地域への文化的な支援の取り組みを行うこともでき、また人々が「心の日常回復」を果たすために、音楽が大きな役割を果たすこともできました。

 さらにヴィルタス・クヮルテットのリーダーである丸山泰雄さんは、同じ時期、単独でも被災した地域に入り、音楽で人々を力づけ、励ましてきました。彼らのコンサートは、そこに住んでいる人びとの想いを理解し、どのような音楽を届ければよいのかを常に考えながら企画され、演奏が行われています。

 ところで、ヴィルタス・クヮルテットが一貫して取り組んできたベートーヴェンは、18世紀末から19世紀初頭、日本でいえば江戸時代の半ばから、ヨーロッパ社会がフランス革命によって大混乱と戦争の時代を迎えていたときに活躍した作曲家です。その時代には、貴族社会から市民社会へと価値観が大きく変化し、その中でベートーヴェンは 「人間一人ひとりが精一杯 “良い人生” を歩むことを目指す」 ということの重要性に気付き、音楽を媒体として、自らの思想を表明していきました。
 創造された「ありのままの人間」としての存在(欲求)と、「考え、悩み、努力する人間」としての存在(目標)との間に常に存在する葛藤を見据え、それらを昇華して、1つ高い段階に至ることを、当時の人びとに促していたのです。
 そのことを明らかにするためにも、今回の演奏会では前半に当時の「巨匠」ハイドンの代表作と、若き「俊英」ベートーヴェンが同時期に作曲した2つの弦楽四重奏を対置し、人間の「理性」を尊び信じる「古典主義」の完成でもあるハイドン作品と、さらにその先を追究し、乗り越えようとするベートーヴェンの作品を並べてお聴きいただきます。

 また、後半にお聴きいただくのは、旧ソ連の成立と、スターリンの独裁下における弾圧に晒されながらも、自らの信じる価値を守り通し、苦労して音楽創作に努力した20世紀を代表する作曲家、ショスタコーヴィチ。彼は社会主義というイデオロギーの抑圧に苦しみながらも、“ヨーロッパ・クラシック音楽”の伝統を常に守り、誰にもまねのできない奥深い音楽表現の世界へと足を踏み入れました。「ファシズムと戦争の犠牲者に捧げる」と題されたこの弦楽四重奏曲第8番は、戦争の時代に仮託しつつ、ドラマティックな情景描写を音楽のみで描き、自らの置かれた「現在」をも含めて、未だ成し遂げられていない「永遠の平和」へ祈りを込めた大作。100年の時を越え、音楽の魂がどのように受け継がれていったのかを明らかにしたいと思います。
 どうぞ、お楽しみに。
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【小金井音楽談話室13】「騎士と貴婦人〜中世フランスとイタリアの宮廷舞曲」公演、終了しました

2017/06/09 15:14
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 2017年5月10日(水)、わが国を代表するチェンバロ奏者の一人で、ヒストリカル・ハープの世界的第一人者でもある西山まりえさんと、スイス・バーセルにある世界的研究学府スコラ・カントールムで西山さんの同級生であり、現在同校の講師を務めながら音楽史研究と後進の指導を続けつつ、中世からルネサンスにいたる時代のリコーダーを巧みに操る演奏家として世界各地で活躍しているコリーナ・マルティさんによる 第13回 小金井音楽談話室 「騎士と貴婦人〜中世フランスとイタリアの宮廷舞曲」公演を開催。おかげさまで満席のお客様をお迎えして無事終了いたしました。
 ご来聴くださった皆様、本当にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

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 12世紀から15世紀の中世ヨーロッパで作られ、演奏されてきた曲を、様々な資料から探し出して現代に蘇らせるとともに、既に失われて現代には残っておらず、わずかにヒエロニムス・ボッシュやハンス・フォン・メムリンクといった中世の画家たちが遺した宗教絵画の中に、天使たちが演奏する楽器として描かれているだけの、中世に演奏されていたであろう楽器を復元し、それを用いて当時の音楽の真の姿を現代に蘇らせる――

 西山さんとマルティさんのこうした何年にもわたる取り組みの一つの集大成として、本公演は企画・開催されました。西山さんが絵画を調査研究して、復元した「中世ゴシック・ハープ」や「オルガネット」(ポルタティフ・オルガン)と、マルティさん自身が発券し研究した“ツヴォレのアンリ・アルノー”の遺した図解と、北イタリアから東ヨーロッパ諸国の古い教会の壁画を克明に調査した成果とを併せて、現代の演奏水準に応える完成度で蘇った、“チェンバロの祖先”クラヴィシンバルム、そして、二本の中世リコーダーを同時に口にくわえて演奏することで、“ドローン”という持続低音や五度の協和音をかなでるというダブルフルート。
 700年の時を経て、私たちの元に届いた音楽は、当時も今と変わらぬ、人びとの豊かな営みの姿を、私たちに垣間見させてくれるものでした。


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 また今回も、コンサートに先立つ4月28日(金)に、小金井市内の老舗フレンチレストラン TERAKOYA で、「ランチタイム・コンサート」を開催しました。お客様に本格フレンチのランチコースをお楽しみいただいたのち、西山さんとマルティさんにご登場いただき、クラヴィシンバルムの妙なる調べと、中世ゴシックハープの透き通った響きに、耳を傾けていただきました♪

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 TERAKOYAさんでのコンサートも、もう6回目を数え、オーナー・シェフの間 光男さんによる「音楽も料理も、ともに芸術である」という理念のもとに提供される最高の料理に負けない演奏によって、お客様に心豊かな時間をお楽しみいただいています。


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 次回の「小金井音楽談話室」は、またしても少し準備にお時間をいただきますが……(汗)。

 来年2018年1月24日(水)、弦楽四重奏団ヴィルタス・クヮルテットが小金井に7回目の登場を果たします。昨年9月、震災以来毎年続けてきた「ベートーヴェン/後期弦楽四重奏曲」(全6作品)の演奏を完結した彼らが、次に見据えるのは、暫し中断しているバルトーク――ベートーヴェン以後の、弦楽四重奏曲の最高峰――なのか、はたまた20世紀の巨人、ショスターコーヴィチの遺した孤高の作品群か……。
 詳細が決まり次第、こちらのページにてお知らせいたします。


 「小金井音楽談話室」プロジェクトは、6年前の震災で被災し、原発事故対応の最先端基地となっている街、福島県いわき市における「芸術による心の日常回復」の取り組みから得られた知見をもとに、地域生活の中での音楽芸術の普及を目指すひとつの取り組みです。

 あの時、音楽が人々の背中を後押ししたことをずっと忘れることなく、「音楽を身近に」するための取り組みを続けています。私たちもそれに倣い、地元・小金井での活動を続けていきます。
 これからも、皆様の生活の中に「生でコンサートを聴く」選択肢を加えていただくことを目指して、小金井音楽談話室を続けてまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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第13回 小金井音楽談話室 「騎士と貴婦人〜中世イタリアとフランスの宮廷舞曲」

2017/02/20 15:23
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     2017年5月10日(水) 18:30開場/19:00開演          

       小金井 宮地楽器ホール・小ホール          
         (JR中央線 武蔵小金井駅南口駅前)       



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 ◆ 出 演:

   コリーナ・マルティ
     (クラヴィシンバルム、中世リコーダー)

   西山まりえ
     (中世ゴシック・ハープ、オルガネット)


   ※ご案内:足立優司 (いわき芸術文化交流館アリオス)

 ◆ 曲 目:

   英国図書館 Ms Add 29987(ロンドン写本)より

    ・エスタンピー
       〈楽しいことの始まり〉
       〈トリスタンの哀歌とラ・ロッタ〉

    ・サルタレッロ
   
   ファエンツァ図書館 MS117(ファエンツァ写本)より

    ・〈美しい花の踊り〉

   パリ・フランス国立図書館 フランス叢書 1514(マショー写本)より

    ・ギョーム・ド・マショー
       〈私が家路をたどるとき〉
                      ほか

 ◆ 入場料:

   全席自由 2,800円、シニア(65歳以上)2,300円、学生1,800円

   ※指定エリアを設けています※
    ご予約の先着順で20名様は、指定エリア(前2列)にお座りいただけます
    小金井音楽談話室のみのお取扱い


 ◆ 主催・お問合せ:
   小金井音楽談話室 042−388-8099
       E-Mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp
             (◎をアットマークに変えてください)
      ※メールにてチケットご予約の方は、お名前と
        ご連絡先、枚数をお知らせください。

   ムジカキアラ 03-6431-8186


 ◆ チケットのお取り扱い場所
   ・TERAKOYA 042-381-1101
       小金井市前原町3-33-32 ※月曜定休
   ・菊屋文具店 042-381-1379
       小金井市本町1-7-6 ※水曜・日曜定休
   ・セレクトショップゆうすい 042-301-7347
       小金井市中町4-14-15(前原坂上交差点角)
       ※日曜・祝日定休
   ・ブックスキャロット 042-387-0031
       小金井市梶野町5-1-5(東小金井駅北口すぐ)
       ※年中無休
   ・小金井 宮地楽器ホール2F事務局(窓口のみでのお取扱い)


  ◆ 後援:小金井市、小金井市商工会


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特別企画 (限定30席)

「ランチタイム・コンサート」
 〜老舗フレンチ・レストランで過ごす 至福のひととき〜

※日時  4月28日(金) 13:00〜15:30頃 (12:30 受付開始)
※会場  フレンチレストラン TERAKOYA

※ 本公演と日時・会場が異なります。ご注意ください ※


 都内屈指のフレンチ・レストラン Terakoya で、一流シェフがこの日のためにご用意する特別メニューによる本格的なフレンチ・コースと、一流演奏家による生演奏をお楽しみになりませんか?
 5/10(水)の本公演に出演する、コリーナ・マルティさんと西山まりえさんによる生演奏をすぐ近くでお聴きいただけます♪ 
 ぜひ、お早目にお申込みください。

◎演 奏 : コリーナ・マルティ&西山まりえ
          ※演奏時間は40 分程度です
〔演奏予定曲〕
 ファエンツァ図書館写本より
   〈ある日、美の女神は〉
   〈キリエ〉
   〈コンスタンツァ〉
 13世紀・大英図書館写本より
   〈夏は来たりぬ〉
             ほか
〔料金〕
・ランチタイムコンサート:6,000 円 (お食事とミニ・コンサートのセット)

     ◆ Menu ◆
     アミューズ〜オードヴル〜ポタージュ〜メイン(お肉料理)〜デザート〜コーヒー or 紅茶

 TERAKOYAオーナー・シェフ : 間 光男

※ご予約受付は一週間前 〔4月21日(金)〕 までとさせていただきます。
※公演の3日前よりキャンセル料が発生します(3日前〜30%、当日100%)。

・・・  ・・・

♪ ランチタイムコンサートのご予約・お問合せは・・・
 小金井音楽談話室 Tel 042-388-8099
   E-mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp (◎をアットマークに変えてください)

 TERAKOYA  Tel 042-381-1101


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 科学の発達した現代とは異なり、人びとが信仰心を篤く持っていた時代。そうした中世のヨーロッパで描かれた絵画には、人びとにとって身近な存在として、様々な楽器を手にした“天使”たちが登場します。彼らが神様を賛美してきた音楽、つまり“祈りと音楽が人々にもっと身近だった時代”に作られ、演奏されていた楽器とは、どのようなものだったのでしょうか?
 その謎を解き明かすべく、絵画からそこに描かれている楽器の設計図を書き起こし、現代に蘇らせる試みが始まっています。そうした研究の中心地、スイス・バーゼルのスコラ・カントールムで同級生として出会ったのが、本日登場のお二人、西山さんとマルティさんでした。二人はそれぞれ復元楽器に取り組み、今や“最先端”の演奏として、ヨーロッパ各地で絶賛されています。
 この“伝説のデュオ”が私たちに聴かせてくれる典雅な響きによって、ご来場の皆さまに夢のような音楽世界をお楽しみいただきます。どうぞお楽しみに!


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「音楽を身近に」――

 東日本大震災から6年、熊本県を中心に九州各地を襲った大地震から間もなく1年。被災地では、人々の「心の復興」、「日常生活の回復」のために音楽が、芸術が大きな役割を果たしています。震災の後、私たちは福島県いわき市にて芸術文化による災害復興の取り組みを基礎とし、非常時に心を守るものは「日ごろから音楽を愉しむライフスタイルを構築しておくこと」であることを伝えるため、「小金井音楽談話室」の取り組みを続けてきました。人が想像を越えた非常事態に直面した時に、最後は人の五感を震わせ、癒し、奮い立たせる力を持つ芸術だけが拠り所となる、という事実を基に、私たちは近い将来に富士山の噴火や南海トラフ大地震、首都直下型地震の発生も予想もされている現在の東京において、非常時への「心の備え」のひとつとして、日ごろから芸術に親しんでおくことの重要性を訴え続けたいと思っていたのです。
 つい最近まで、東京において震災の記憶は薄らいでいたことは事実です。しかし、私たちは、何時大規模自然災害に遭ってしまうか分からないのです。ですから発信すること・語ることを止めたとしたら、人々が災害の非常事態に際して、どのようにすればよかったのかという記憶も、瞬く間に風化していってしまうでしょう。
 長年、私たちが生活している「母なる街」小金井市に共に住む人たちに、いわき市での取り組みで学んだ、音楽芸術の持つ意義を少しでも伝え、日ごろから音楽を身近に感じていただきたいと、私たちは願っています。

 「小金井音楽談話室」では、これまでにアンケートや対面にて貴重な声を数多く聞かせていただきました。特にその中でも多かったのが、市民の方にとっての芸術文化の「拠点」となるに相応しい小金井宮地楽器ホールにおいて、生の演奏会を気軽に楽しめる機会が増えたことを喜んでいただけている、というものでした。「音楽を身近に」という私たちの願いが、少しずつでも届いていることの表れと、その言葉に力づけられています。
 今後は、こうした声をきちんと聞きながら、小金井市における「芸術文化の振興」を最適化していくことが求められています(ここで言う「芸術文化の振興」とは、単なる興行やイベントの実施のみを指すのではなく、小金井市民の方がたが身近に、電車や車などでわざわざ市外に赴かなくても気軽にアートに触れる機会を確保することを目指すものです)。

 アートに触れることの真の目的は、人の心を癒し、好奇心を喚起することにより、激しいストレスに曝される現代社会における人びとの「生活の質を向上させる」ことです。更に先の震災以来、非常事態に際して「人びとの心を守る」ことが加わりました。より手軽にこうした芸術文化に触れることができる環境整備を積極的に行い、心豊かな市民生活の支援を行うことで、小金井市が持つ魅力をより高め、「住みたい街」にしていくことにも繋がることを願い、本公演を実施するものです。
 どのような施設(ハード)を造るか、ではなく、造った後にそこで何が行われるか(ソフト)が重要であり、それこそが豊かな市民生活を支援することに繋がるのだと、私たちは考えます。

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 興行やコンサートの開催だけがホールの価値ではなく、日常生活における芸術文化の重要さを日ごろから地域の方々に伝え、「生でクラシック音楽を聴く」という時間を生活の一部に取り入れていただきたいという、新たなライフスタイルのご提案をさせていただくことを願い、本公演を実施するものです。
 音楽を身近に愉しむ方法にはいろいろなスタイルがありますが、私たちは特に「生で音楽を愉しむこと」の意義を、小金井市民の方々にお伝えしたいと願っています。それは演奏家の息づかいを肌で感じ、「そのときそこにしかない」一期一会の出会いの中で、お互いが伝え、受け取るという営みの中で成立する、かけがえのない時間だからです。それはまた、人と人との繋がりが希薄になっている昨今、日頃よりほんの少し親密な時間を、重過ぎることなく皆様に共有していただくことによって災害や非常時にも強い、しなやかな「新しいコミュニティ」を築いていくことにつながると、私たちは考えています。



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【小金井音楽談話室12】「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ」公演、終了いたしました

2016/11/09 16:52

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 2016年9月26日(月)、ヴィルタス・クヮルテットによる6回目の小金井公演、第12回 小金井音楽談話室「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ:遥かな高みへ、音の旅」を開催し、おかげさまで無事終了いたしました。
 ご来聴くださった皆様、本当にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

 ヴィルタス・クヮルテットによる「ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲」もいよいよ最後の1曲、第14番 作品131となりました。この、ベートーヴェン自身が“最高傑作”と呼んだ弦楽四重奏の一つの究極の作品に、彼が一番最初に完成したとされている第3番 作品18-3と、中期に完成された第10番「ハープ」作品74を組み合わせて、ベートーヴェン自身の人生行路を俯瞰する、というのが今回のプログラムでした。

 「小金井音楽談話室」というプロジェクトは、先の震災で被災した街のひとつ、いわき市における「芸術による心の日常回復」の取り組みから得られた知見をもとに、地域生活の中での音楽芸術の普及を目指すひとつの取り組みです。震災から5年半が経ち、いわき市では「ハードからソフトへ」復興の軸足を移していますが、あの時、音楽が人々の背中を後押ししたことをずっと忘れることなく、「音楽を身近に」するための取り組みを続けています。私たちもそれに倣い、地元・小金井での活動を続けていきます。


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 また今回も、コンサートに先立つ9月14日(水)に、小金井市内の老舗フレンチレストラン TERAKOYA で、「ランチタイム・コンサート」を開催しました。お客様に本格フレンチのランチコースをお楽しみいただいてから、ヴィルタス・クヮルテットの演奏によって今回のプログラムからの抜粋をお楽しみいただきました♪ TERAKOYAさんでのコンサートも5回目。「音楽も料理も、ともに芸術である」という共通理念のもと、最高の料理と演奏によって、お客様に心豊かな時間をお楽しみいただけるように毎回心を砕いています。


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 次回の「小金井音楽談話室」は、また少し間が空きますが、来年の5月10日(水)に、優雅なヨーロッパ伝統のルネッサンス・バロック音楽をお楽しみいただく「ロゼッタの調べ」コンサートの準備を進めています。出演は、スイス・バーゼルにある国立音楽大学スコラ・カントールムの教授、コルリーナ・マルティさんと、わが国を代表するチェンバロとバロック・ハープ奏者で、また中世のゴシック・ハープの使い手でもある西山まりえさん。詳細が決まり次第、こちらにアップいたします♪

 これからも、皆様の生活の中に「生でコンサートを聴く」選択肢を加えていただくことを目指して、小金井音楽談話室を続けてまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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第12回 小金井音楽談話室「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ:はるかな高みへ、音の旅」

2016/06/29 10:34
画像画像
























   2016年9月26日(月) 18:30開場/19:00開演

       小金井 宮地楽器ホール・小ホール

         (JR中央線 武蔵小金井駅南口駅前)


 ◆ 出演:
   ヴィルタス・クヮルテット

    三上亮(ヴァイオリン、サイトウ・キネン・オーケストラ メンバー)
    水谷晃(ヴァイオリン、東京交響楽団コンサートマスター)
    馬渕昌子(ヴィオラ、紀尾井シンフォニエッタ東京、
           宮川彬良とアンサンブル・ベガ メンバー)
    丸山泰雄(チェロ、紀尾井シンフォニエッタ東京 メンバー)


   ※ご案内:足立優司 (いわき芸術文化交流館アリオス)

 ◆ 曲 目: オール・ベートーヴェン・プログラム

     弦楽四重奏曲第3番 二長調 作品18-3

     弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 作品74「ハープ」

       * * *

     弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 作品131



 ◆ 入場料:
   全席自由 2,800円、シニア(65歳以上)2,300円、学生1,800円



 ◆ 主催・お問合せ:
   小金井音楽談話室 042−388-8099
       E-Mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp
             (◎をアットマークに変えてください)
      ※メールにてチケットご予約の方は、お名前と
        ご連絡先、枚数をお知らせください。

   ロンドミュージック 03-3265-9321


 ◆ チケットのお取り扱い場所
   ・TERAKOYA 042-381-1101
       小金井市前原町3-33-32 ※月曜定休
   ・菊屋文具店 042-381-1379
       小金井市本町1-7-6 ※水曜・日曜定休
   ・セレクトショップゆうすい 042-301-7347
       小金井市中町4-14-15(前原坂上交差点角) ※日曜・祝日定休
   ・ブックスキャロット 042-387-0031
       小金井市梶野町5-1-5(東小金井駅北口すぐ) ※年中無休
   ・小金井 宮地楽器ホール2F事務局(窓口のみでのお取扱い)


  ◆ 後援:小金井市、小金井市商工会


※よろしければ、下記のブログもご覧ください♪
http://adieemusic.air-nifty.com/
 

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特別企画 (限定30席)

「ランチタイム・コンサート」
 〜老舗フレンチ・レストランで過ごす 至福のひととき〜

※日時  9月14日(水) 13:00〜15:30頃 (12:30 受付開始)
※会場  フレンチレストラン TERAKOYA

※ 本公演と日時・会場が異なります。ご注意ください ※


 都内屈指のフレンチ・レストラン Terakoya で、一流シェフがこの日のためにご用意する特別メニューによる本格的なフレンチ・コースと、一流演奏家による生演奏をお楽しみになりませんか?
 9/26(月)の本公演に出演するヴィルタス・クヮルテットによる生演奏をすぐ近くでお聴きいただけます♪ 
 ぜひ、お早目にお申込みください。

◎演 奏 : 弦楽四重奏団ヴィルタス・クヮルテット
※演奏時間は40 分程度です。(本公演の演目の一部)
〔料金〕
・ランチタイムコンサート:6,000 円 (お食事とミニ・コンサートのセット)

     ◆ Menu ◆
     アミューズ〜オードヴル〜ポタージュ〜メイン(お肉料理)〜デザート〜コーヒー or 紅茶

※ご予約受付は一週間前 〔9月7日(水)〕 までとさせていただきます。
※公演の3日前よりキャンセル料が発生します(3日前〜30%、当日100%)。

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♪ ランチタイムコンサートのご予約・お問合せは・・・
 小金井音楽談話室 Tel 042-388-8099
   E-mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp (◎をアットマークに変えてください)
 TERAKOYA  Tel 042-381-1101


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「音楽を身近に」――

 4月に震災の被害に遭われた九州地方で、今度は大雨によるがけ崩れ・地滑りなどの被害が発生しています。
 今もなお多くの方々が苦しまれていることを思うと、この5年間をすぐに思い出し、とても他人事とは思えません。

 そして今も、今後も、私たちは音楽によって人と人の結ばれる親密な時間を、重過ぎることなく地域の皆さまに共有していただきたいと考えています。

 今回、小金井に6回目の登場となるヴィルタス・クヮルテットは、東日本大震災や福島第1原発の事故発生以前から頻繁に福島県いわき市を訪れ、地域の人たちとの交流を図り、地域の発展に音楽の力で寄与すること、また音楽も地域生活に根付いた形で発展していくことを目指して様々な取り組みをしてきました。また、リーダーの丸山泰雄さんは災害時にいち早く被災した地域にも入って、音楽で人々を力づけ、励ましてきました。

 それらの活動を通じて得た知見から、彼らのコンサートは私たちやそこに住んでいる人びとの想いを理解し、どのような音楽を届ければよいのかを常に考えながら企画されています。そうした活動が、被災した地域の人たちの「心の日常回復」に大きな力となってきたことを、いわき市で活動している私たちは常に身近に感じてきました。

 そのヴィルタス・クヮルテットが一貫して取り組んでいるベートーヴェンは、18世紀末から19世紀初頭、日本では江戸時代後半に、ヨーロッパ社会がフランス革命により大混乱と戦争の時代に突入していったころに活躍した作曲家です。
 その時代、貴族社会から市民社会へと価値観が大きく変化し、その中でベートーヴェンは人間一人ひとりが精一杯“良い人生”を歩むことの重要性に気付き、音楽という媒体によってその営みを精神面から支え、そしてその音楽の中で自らの思想を表明していきました。神に創造された、ありのままの存在と、考え、悩み、努力する存在との相克の中で、それらを昇華して、1つ高い段階に至ることを、当時の人びとに促していたのです。

 歴史は繰り返し、それは巡り巡って、大震災後の現在、困難な状況を生きる私たちにも大切なことを教えてくれます。人生は想いの通りにには生きられないかもしれない。それでも、高い理想を目指して努力すること、その行為そのものが重要なのだと
 ――「運命の喉首をつかんでやる。決して降参はしない」(ベートーヴェンの手紙より)

 今回の公演では、ベートーヴェンが、自身のデビュー期(すでに耳の病気が発症していた)、円熟期(傑作を量産した後の若干のスランプ期でもあった)、集大成の時期(ベートーヴェン自身はきっと、これを完成したことでさらに先を目指したでしょう)の、それぞれの節目に作曲した弦楽四重奏曲を採り上げます。特に第14番は、彼自身が“最高傑作”と周囲に語った、何と7楽章に及ぶ壮大な作品です。“音楽の聖霊”ベートーヴェンの到達した最も偉大な高みへ、お集まりの皆さまも彼らと共に「音の旅」へと出かけましょう。

 興行やコンサートの開催だけがホールの価値ではなく、日常生活における芸術文化の重要さを日ごろから地域の方々に伝え、「生でクラシック音楽を聴く」という時間を生活の一部に取り入れていただきたいという、新たなライフスタイルのご提案をさせていただくことを願い、本公演を実施するものです。
 音楽を身近に愉しむ方法にはいろいろなスタイルがありますが、私たちは特に「生で音楽を愉しむこと」の意義を、小金井市民の方々にお伝えしたいと願っています。それは演奏家の息づかいを肌で感じ、「そのときそこにしかない」一期一会の出会いの中で、お互いが伝え、受け取るという営みの中で成立する、かけがえのない時間だからです。それはまた、人と人との繋がりが希薄になっている昨今、日頃よりほんの少し親密な時間を、重過ぎることなく皆様に共有していただくことによって災害や非常時にも強い、しなやかな「新しいコミュニティ」を築いていくことにつながると、私たちは考えています。

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 音楽をはじめとするアートに触れることの真の目的は、人の心を癒し、好奇心を喚起することにより、激しいストレスに曝される現代社会における人びとの生活の質を向上させることです。更に先の震災以来、非常事態に際して人びとの心を護ることが加わりました。
 それらを踏まえて、小金井音楽談話室ではどなたでも気軽に音楽を楽しんでいただくため、演奏者との距離ができるだけ近くなるような「小ホール」を会場に、クラシック音楽に馴染みのない方でも気軽にお楽しみいただけるように、また、より理解を深めていただけるように、解説・トークつきのコンサートをお贈りしています。
 また、コンサートを開催し、それを皆さまにお聴きいただくことが最終目的ではなく、それを通じて、普段の生活における芸術の存在がいかに重要なのかを、常日ごろから地域の方々に伝え、「生でクラシック音楽を聴く」という時間を皆様の生活の一部に取り入れていただければと願っています。


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