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小金井音楽談話室

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東京都小金井市を拠点に、身近で良質な音楽を生で楽しむライフ・スタイルのご提案をいたします。
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第17回 小金井音楽談話室「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ:巨匠が見た、光と翳り」

2019/01/12 17:21
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2019年2月15日(金) 18:45開場/19:15開演

小金井 宮地楽器ホール・小ホール (1F)
(JR中央線 武蔵小金井駅南口駅前)





 ◆ 出演:
   ヴィルタス・クヮルテット

    三上 亮 (ヴァイオリン: サイトウ・キネン・オーケストラ メンバー)
    對馬佳祐 (ヴァイオリン: パリ国立音楽院首席、
                    フランス・バッハコンクール優勝)
    馬渕昌子 (ヴィオラ: 紀尾井ホール室内管弦楽団、
                  宮川彬良とアンサンブル・ベガ メンバー)
    丸山泰雄 (チェロ: 紀尾井ホール室内管弦楽団 メンバー)


   ※ご案内:足立優司 (いわき芸術文化交流館アリオス音楽学芸員)

 ◆ 曲 目: 
    ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調 op.73

           * * *

    ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 op.130
              (終楽章「大フーガ」ヴァージョン)


 ◆ 入場料:
   全席自由 2,800円、シニア(65歳以上)2,300円、学生1,800円


 ◆ 主催・お問合せ:
   小金井音楽談話室 042−388-8099
       E-Mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp
             (◎をアットマークに変えてください)
      ※メールにてチケットご予約の方は、お名前と
        ご連絡先、枚数をお知らせください。

   ロンドミュージック 03-3265-9321


 ◆ チケットのお取り扱い場所:
   ・TERAKOYA 042-381-1101
       小金井市前原町3-33-32 ※月曜定休
   ・菊屋文具店 042-381-1379
       小金井市本町1-7-6 ※水曜・日曜定休
   ・セレクトショップゆうすい 042-301-7347
       小金井市中町4-14-15(前原坂上交差点角) ※日曜・祝日定休
   ・ブックスキャロット 042-387-0031
       小金井市梶野町5-1-5(東小金井駅北口すぐ) ※年中無休
   ・小金井 宮地楽器ホール2F事務局(窓口のみでのお取扱い)


 ◆ 後援:小金井市、小金井市商工会


※よろしければ、下記のブログもご覧ください♪
http://adieemusic.air-nifty.com/adie_e_music/2019/01/17-215-743f.html
 

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特別企画 (限定30席)

「ランチタイム・コンサート」
 〜老舗フレンチ・レストランで過ごす 至福のひととき〜

※日時  2019年2月15日(金) 13:00〜15:30頃 (12:30 受付開始)
※会場  フレンチレストラン TERAKOYA

※ 今回は、本公演と同日の午後に開催します ※


 都内屈指のフレンチ・レストラン TERAKOYA にて、一流シェフがこの日のためにご用意する特別メニューによる本格的なフレンチ・コースと、一流演奏家による生演奏をお楽しみになりませんか?
 同日夜の本公演に出演する「ヴィルタス・クヮルテット」による生演奏を、すぐ近くでお聴きいただけます♪ 
 ぜひ、お早目にお申込みください。

◎演 奏 : 弦楽四重奏団ヴィルタス・クヮルテット
※演奏時間は40 分程度です。(本公演の演目の一部)

〔料金〕
・ランチタイムコンサート: 6,500 円 (お食事とミニ・コンサートのセット)

※今回は、夜の本公演とのセットで、さらにお得に!!
・ランチ共通券: 8,000円(ランチタイムコンサートと本公演のセット)

※ 限定 30席 ※

    ◆ Menu ◆
    オードヴル〜ポタージュ〜メイン(お肉料理)〜デザート〜食後のコーヒー

※ご予約受付は一週間前 〔2月8日(金)〕 までとさせていただきます。
※公演の3日前よりキャンセル料が発生します(3日前〜30%、当日100%)。

 ・・・  ・・・

♪ ランチタイムコンサートのご予約・お問合せは・・・

・小金井音楽談話室 Tel 042-388-8099
   E-mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp (◎をアットマークに変えてください)

・TERAKOYA  Tel 042-381-1101


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 「音楽を身近に」――

 2018年11月に、結成10周年を迎えた弦楽四重奏団「ヴィルタス・クヮルテット」。福島県いわき市の「いわき芸術文化交流館アリオス」レジデント・クァルテットとして、結成当初から毎年冬と夏に1週間ずついわき市に滞在し、地域の人たちとの交流を図ってきました。東日本震災時には、そうした取り組みが実を結び、いち早く被災地域への文化的な支援の取り組みを行うこともでき、また人びとが「心の日常回復」を果たすために、音楽が大きな役割を果たすこともできました。

 ヴィルタス・クヮルテットが、常に最も重要な作曲家と位置付けているベートーヴェンは、18世紀末から19世紀初頭、ヨーロッパ社会がフランス革命により大混乱と戦争の時代を迎えていたころに活躍した作曲家です。
 その時代に貴族社会から市民社会へと価値観が大きく変化し、その中でベートーヴェンは、人間一人ひとりが精一杯“良い人生”を歩むことの重要性に気付き、音楽という媒体によって自らの思想を表明していきました。創造されたありのままの存在と、考え、悩み、努力する存在との相克の中で、それらを昇華して、1つ高い段階に至ることを、当時の人びとに促していたのです。

 歴史は繰り返し、旧ソ連の成立と、スターリンの独裁下における弾圧に晒されながらも、自らの信じる価値を守り通し、苦労して音楽創作に努力した20世紀を代表する作曲家、ショスタコーヴィチが現れます。彼は社会主義というイデオロギーの抑圧に苦しみながらも、“ヨーロッパ・クラシック音楽”の伝統を守り、誰にもまねのできない奥深い音楽表現の世界へと足を踏み入れました。

 今回の公演では、ショスタコーヴィチがスターリンによる大粛清の嵐と、第二次世界大戦の悲惨な状況に心を痛めながらも、音楽の中に真実を潜ませた〈弦楽四重奏曲第3番〉を前半に、ベートーヴェンがその人生の集大成として取り組んだ「後期弦楽四重奏曲」の頂点の一つとなる、〈弦楽四重奏曲第13番 作品130〉を、ベートーヴェンが作曲した姿そのまま、初演された当時の姿そのままに、〈大フーガ〉をフィナーレに置いて演奏します。哀しみを心に刻み、あるいは苦労を超越して、音楽の力によって作曲家が見た《光》と《影》を、ぜひ作品の中から読み取っていただきたいと思います。


 音楽を身近に愉しむ方法にはいろいろなスタイルがありますが、私たちは特に「生で音楽を愉しむこと」の意義を、小金井市民の方々にお伝えしたいと願っています。それは演奏家の息づかいを肌で感じ、「そのときそこにしかない」一期一会の出会いの中で、お互いが伝え、受け取るという営みの中で成立する、かけがえのない時間だからです。それはまた、人と人との繋がりが希薄になっている昨今、日頃よりほんの少し親密な時間を、重過ぎることなく皆様に共有していただくことによって災害や非常時にも強い、しなやかな「新しいコミュニティ」を築いていくことにつながると、私たちは考えています。
 どうぞ、お楽しみに。
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【小金井音楽談話室16】「ストリング・狂(マニア)〜戸田弥生ソロ・リサイタル」終了しました♪

2019/01/11 17:07
 2018年11月16日(金)、第16回 小金井音楽談話室「ストリング・狂(マニア)〜戸田弥生ソロ・ヴァイオリンリサイタル」を開催し、お陰様で今回もたくさんのお客様にご来場いただきました。皆様、本当にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

 戸田弥生さんは1993年に、ヴァイオリンの世界で最も権威あるコンクール、「エリザベート王妃国際コンクール」に優勝して以降、世界的な活躍を続け、今や日本を代表するヴァイオリニストとして常に高い評価を受けています。しかし、一時期は子育てや、後進の指導など演奏活動以外の場で力を尽くされてきたことがあり、今回は都内でも本当に久々のリサイタルとなりました。

 戸田さんは常々、ピアノとの共演よりも、純粋な弦楽器のみの響きに強い魅力を感じておられたそうで、是非無伴奏ヴァイオリン作品のみでのコンサートをやりたいとお癌替えだったそうです。今回私どもで、その戸田さんの想いを、ソロ・ヴァイオリンリサイタルという形で実現できたことはとても嬉しいことでした。
 〈無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ〉は、ヨハン・セバスティアン・バッハが拓いたヴァイオリン音楽の重要なジャンルですが、その裏に潜むいくつかの事情が明らかになると、どうしてその後、パガニーニが現れて〈24のカプリス〉を書くまで、作品が現れなかったのかも分かるように思います。
 今回はバッハの《シャコンヌ》を最も重要な作品と位置づけ、バッハと、200年後(つまり、パガニーニからも100年後)に表れた「無伴奏ヴァイオリン作品」、中でも、戸田さんと最もゆかりの深い「エリザベート・コンクール」の前身に関わる、ウジェーヌ・イザイの「無伴奏ヴァイオリンソナタ」と、20世紀に書かれた、最も“難しい”無伴奏ヴァイオリン作品である、バルトークの〈無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〉、またマックス・レーガーや、ストラヴィンスキー、さらに日本を代表する現代作曲家の一柳 慧さんの作品に至るまで、そのエッセンスを「アンソロジー」の形で皆様にお楽しみいただきました。
 「難しいイメージのあるプログラムでも、一気に惹きこまれて、あっという間に時が経っていました……」というようなご感想も数多くいただき、ヴァイオリンの魅力を再発見できた貴重なコンサートとなりました。

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 また、同日の17:00から、「小・中・高校生のためのミニ・コンサート」も開催。参加してくれた“未来のヴァイオリニスト”たちを自身のすぐそばに座らせて、本公演のプログラムの中から選りすぐった曲目を次々に演奏。完全に子どもたち相手にガチンコの演奏でしたが、皆さんじっと、その演奏に惹きこまれていらっしゃる様子が、とても印象的でした。

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 そして、ミニ・コンサートに参加してくださった皆さんは、全員その後の本公演まで、じっくりと鑑賞してくださったのでした(^^)。

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 さらに本公演の一週間前には、小金井市内の老舗フレンチレストラン TERAKOYAにて、談話室恒例の「ランチタイムコンサート」にもご出演。オーナー・シェフの間 光男氏によるランチコースをお楽しみいただいたのち、戸田さんにご登場いただいて今回のプログラムからの抜粋をお楽しみいただきました。

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 「音楽と料理は、特に相性が良い」というシェフの言葉は、私たちの企画の大きな後押しとなって、最高の料理と演奏によって、お客様に心豊かな時間をお楽しみいただいています。


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 さて、次回の小金井音楽談話室 第17回は、2019年2月15日(金) 19:15開演で、今や小金井音楽談話室の“レギュラー”となっている、弦楽四重奏団ヴィルタス・クヮルテットの「定期演奏会」を開催します。

 また同日の昼に、「ランチタイムコンサート」も開催。今回はその両方をお得に楽しめる『共通券』を設定します。
どうぞお楽しみに♪
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第16回 小金井音楽談話室 「ストリング・狂(マニア)!〜戸田弥生 ソロヴァイオリン・リサイタル」

2018/09/06 14:41
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2018年11月16日(金) 18:45開場/19:15開演

小金井 宮地楽器ホール・小ホール (1F)
(JR中央線 武蔵小金井駅南口駅前)






♪♪戸田弥生さんより、このページをご覧の皆様にメッセージをお届けします♪♪




■出演:
   ヴァイオリン  戸田 弥生
          (1993年 エリザベート王妃国際音楽コンクール第1位)

    ※ご案内  足立優司
          (小金井音楽談話室ディレクター、いわきアリオス音楽学芸員)

■曲目:
  バルトーク/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ より 第1楽章 “シャコンヌのリズムで”
  J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 より“プレリュード”
  マックス・レーガー/“プレリュード ”ニ短調 op.117, no.6
  イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 より 第2楽章 “フーガ”
  J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 より 第2楽章 “フーガ”
  イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調 op.27-6

        * * *

  一柳 慧/“展 望” Perspectives
  ストラヴィンスキー/エレジー
  J.S.バッハ/シャコンヌ 〜無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 より

■入場料:
  全席自由 2,800円、シニア(65歳以上)2,300円、学生1,800円

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 【関連企画】 *同日開催*

  17:00〜18:00(16:40開場)

 小・中・高校生のためのミニ・コンサート
  ※ 出演者によるレクチャー付き

 ◆入場料/高校生以下 500円 一般 1,500円
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■主催・お問合せ:
  小金井音楽談話室 042−388-8099
      E-Mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp
           (◎をアットマークに変えてください)
      ※メールにてチケットご予約の方は、お名前と
        ご連絡先、枚数をお知らせください。

■企画協力:KAJIMOTO 03-3574-0969

■ チケットのお取り扱い場所:
  ・TERAKOYA 042-381-1101
       小金井市前原町3-33-32 ※月曜定休
  ・菊屋文具店 042-381-1379
       小金井市本町1-7-6 ※水曜・日曜定休
  ・セレクトショップゆうすい 042-301-7347
       小金井市中町4-14-15(前原坂上交差点角) ※日曜・祝日定休
  ・ブックスキャロット 042-387-0031
       小金井市梶野町5-1-5(東小金井駅北口すぐ) ※年中無休
  ・小金井 宮地楽器ホール2F事務局(窓口のみでのお取扱い)

■後援:小金井市、小金井市商工会


  ※よろしければ、下記のブログもご覧ください♪
   http://adieemusic.air-nifty.com/adie_e_music/2018/09/post-8abc.html


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☆彡特別企画 (限定30席)☆彡☆彡☆彡

「ランチタイム・コンサート」
 〜老舗フレンチ・レストランで過ごす 至福のひととき〜

※日時  2018年11月8日(木) 13:00〜15:30頃 (12:30 受付開始)
※会場  フレンチレストラン TERAKOYA

 小金井市が誇る都内屈指のフレンチ・レストラン TERAKOYA(寺子屋)で、一流シェフがこの日のためにご用意する特別メニューによる本格的なフレンチ・コースと、一流演奏家による生演奏をお楽しみになりませんか?
 今回は、世界的に活躍を続けるヴァイオリニスト、戸田弥生さんの演奏をすぐ近くでお聴きいただけます♪ 
 ぜひ、お早目にお申込みください。

◎演 奏 : 戸田弥生(ヴァイオリン)
※演奏時間は40 分程度です。(11/16 本公演より一部の演目を演奏)

〔料金〕
・ランチタイムコンサート:6,000 円 (お食事とミニ・コンサートのセット)

※ 限定 30席 ※

     ◆ Menu ◆
     オードヴル〜ポタージュ〜メイン(お肉料理)〜デザート〜食後のコーヒー

※ご予約受付は一週間前 〔11月1日(木)〕 までとさせていただきます。
※公演の3日前よりキャンセル料が発生します(3日前〜30%、当日100%)。

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♪ ランチタイムコンサートのご予約・お問合せは・・・

・小金井音楽談話室 Tel 042-388-8099
   E-mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp (◎をアットマークに変えてください)

・TERAKOYA  Tel 042-381-1101


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「音楽を身近に」――

 大阪北部(北摂地域)の地震、西日本豪雨、台風の立て続けの襲来(中でも、先日の21号による大きな被害)、そして、北海道胆振地方を襲った大地震……未だに、2011年3月の“あの時”をまざまざと思いだし、胸のつぶれるような痛みを感じてしまいます。
 被害に遭われた多くの方々の、一日も早い日常生活の回復を心からお祈りしております。

 私たちのささやかな活動である「小金井音楽談話室」は、東日本大震災の現場いわき市からの、“文化による復興”の成果を東京でも明らかにし、非常時にいかに文化・芸術が人の心を護るのか、その実例をご紹介しながら、少しでも音楽が身近に感じられる時間を過ごしていただくことを目指した取り組みです。
 東日本大震災の被災地のひとつ、福島県いわき市での「芸術文化による復興支援」の取り組みから得られた数多くの知見、特に「人が想像を越えた非常事態に直面した時、最後は人の五感を震わせ、癒し、奮い立たせる力を持つ芸術だけが拠り所となる」という事実を基に、私たちはその後も地震、豪雨など自然災害の脅威にさらされる日本各地の状況に心を痛めつつ、非常時への「心の備え」のひとつとして、日ごろから芸術に親しんでおくことの重要性を再認識しています。

  今回は、「生で音楽を聴く」愉しみを少しでも身近に感じていただくための「入り口」として、“クラシック音楽を代表する楽器”でもあるヴァイオリンに焦点を当て、その音色の魅力と秘密に迫るコンサートを開催します。「弦楽器」の中でもっとも難しく細かい旋律を演奏することができるヴァイオリンを、単独の音色だけでお楽しみいただく、という趣向です。
 古来その音色は偉大な作曲家たちに愛され、「音楽の父」バッハは6つの無伴奏ヴァイオリンのための作品を書き上げましたが、その後のヴァイオリンの発展においては、超絶技巧で演奏することが持てはやされ、伴奏付きの演奏が一般となったため、再びシンプルにその音色の美しさを楽しむ、一本だけの無伴奏作品が創られはじめたのは、近代になってからでした。
 このコンサートでは、「弦楽器」の持つ最大の特徴=「弦を弓で擦って演奏する」ことで得られる “美” を極限まで追究した作曲家たちが、精魂を込めて書き上げた選りすぐりのプログラムをお届けします。

 演奏するのは、1993年に、ヴァイオリンの世界で最も権威ある「エリザベート王妃国際コンクール」に優勝し、世界的な活躍を続けて、今や日本を代表するヴァイオリニストとして、常に高い評価を受けている戸田弥生さん。コンサートで世界最高水準の演奏にまじかに接して、「世界とつながる窓」から聞こえる響きをお楽しみいただくことができます。

 音楽を身近に愉しむ方法にはいろいろなスタイルがありますが、私たちは特に「生で音楽を愉しむこと」の意義をお伝えできれば、と願っています。それは演奏家の息づかいを肌で感じ、「そのときそこにしかない」一期一会の出会いの中で、お互いが伝え、受け取るという営みの中で成立する、かけがえのない時間だからです。それはまた、人と人との繋がりが希薄になっている昨今、日頃よりほんの少し親密な時間を、重過ぎることなく皆様に共有していただくことによって災害や非常時にも強い、しなやかな繋がり=「新しいコミュニティ」を築いていくことにつながると、私たちは考えています。

 どうぞ、ご期待ください。

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【小金井音楽談話室15】「わくわくコンサート」/「世界をめぐるコンサート」終了しました♪

2018/07/06 10:21
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 2018年6月10日(日)、第15回 小金井音楽談話室として、午前の部では子育て中のご家族を対象とした「0さいからきく わくわくコンサート」、そして午後の部では故・近衞秀健氏が編曲・校正された「懐かしの名曲! 世界をめぐるコンサート」をそれぞれ開催しました。演奏は、談話室に6年ぶりの登場となった、木管五重奏団「風の五重奏団」と仲間たちの皆さん。東京佼成ウインドオーケストラの副コンサートマスターの丸田悠太さん(フルート)、東京ニューシティ管弦楽団の池田祐子さん(オーボエ)、西尾郁子さん(クラリネット)、藤田旬さん(ファゴット)、そして小川正毅さん(ホルン)の五人による「風の五重奏団」に、午後の部ではハープの高江洲 愛さんと、二人目のクラリネットとして瀧田奈々子さんが加わるという編成でした。
 お陰様で今回もたくさんのお客様にご来場いただき、無事終了いたしました。皆様、本当にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

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 「午前の部」は3年ぶりに、0歳児のお子様からお聴きいただけるコンサート。45分間ながらも本格的なコンサート・プログラムのコンサートでしたが、リーダーの小川さんの分かりやすいお話と、スクリーンに投影されたスライドの内容を見て、お子様から大人の方まで見ても聴いても楽しめるコンサートとなりました(^^)。

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 また「午後の部」は、故・近衞秀健さんが編曲・構成された、シニア世代の方にはお馴染みのロシア・ドイツ・イタリア民謡から、往年のフランスのシャンソン、アメリカのフォスターの作品、そして日本の唱歌や童謡、民謡などを特集してお贈りしました。宮内庁楽部の指揮者を永く務められた近衞秀健さんは、日本のクラシック音楽の礎を築いた近衞秀麿さんのご子息であり、その音楽キャリアのスタートは東京交響楽団の打楽器奏者でした。同時に東響の専属編曲者も務められており、その時のご縁で、東響のメンバーで構成された「六歌仙」というアンサンブルのためにこれらの作品を編曲されたそうです。しかしその後、これらの作品は書き下ろしの手書き譜面のまま、段ボール箱の中で永く眠っていたのです。それがご子息の近衞 一さんからホルンの小川さんに手渡されて、調査・復元が始まったのが数年前。半分は先行して楽譜出版にこぎつけましたが、残りの半分は解読すら難しいものも多く、ようやく今回、お披露目できることになりました。

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 今回も、コンサートに先立つ5月23日(水)に、小金井市内の老舗フレンチレストラン TERAKOYA で、「ランチタイム・コンサート」を開催しました。お客様に本格フレンチのランチ・コースをお楽しみいただいたのち、風薫る5月にピッタリの、さわやかな木管五重奏の音色に、耳を傾けていただきました♪

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 TERAKOYAさんでのコンサートも8回目、オーナー・シェフの間 光男さんが常々おっしゃっている、「音楽も料理も、ともに人の心にダイレクトに伝わる芸術」という理念のもと、提供される最高の料理に負けない演奏によって、お客様に心豊かな時間をお楽しみいただくための企画に、工夫を凝らしています。

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 次回の「小金井音楽談話室」は秋。11月16日(月)に、日本を代表するヴァイオリン奏者の戸田弥生さんをお迎えし、「ストリング・マニア!」と題して、無伴奏ヴァイオリンのための珠玉の作品を選りすぐってお聴きいただきます。「音楽の父」と言われ、18世紀までの音楽を集大成し・完成に導いたと言っても過言ではないJ.S.バッハの思い描いた、純粋で混じりっ気のない、一挺のみのヴァイオリンの音色。そこに込められた音楽の魂は、しかしバッハの没後、ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストの隆盛によって片隅に追いやられ、再発見されるために200年という年月を要しました――
 1993年のエリザベート王妃国際コンクール優勝以来、世界的に活躍を続ける戸田さんがライフワークと考える、無伴奏ヴァイオリンのための作品演奏。その真髄に至近距離で触れられる、他では得られない機会です。

 なお、19:00開演のコンサートに先立ち、17:00から(予定)は、ヴァイオリンや弦楽器を習っている小・中・高校生とその保護者の方をメインに、戸田弥生さんによるヴァイオリン・ワークショップも開催。

 さらに一週間前の11月8日(木)には、フレンチレストラン TERAKOYA において、恒例のランチタイム・コンサートを開催、こちらでも戸田さんの演奏をお楽しみいただくことができます。

 これからも、「音楽を身近に」のコンセプトのもと、皆様の生活の中に「生でコンサートを聴く」という選択肢をひとつ、加えていただきたいと願って、「小金井音楽談話室」プロジェクトを続けてまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い致します♪
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第15回 小金井音楽談話室「0さいからきく やさしいコンサート」&「世界をめぐるコンサート」

2018/04/19 17:29
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《1》「0さいからきく やさしいコンサート」

♪日 時 ● 2018年6月10日(日)
      10:00開場 10:30開演(約45分間)

♪出 演 ● 風の五重奏団(木管五重奏)
        丸田悠太(フルート)
        池田祐子(オーボエ)
        西尾郁子(クラリネット)
        藤田 旬 (ファゴット)
        小川正毅(ホルン)

        足立優司(ご案内)

♪プログラム:
 ・ハイドン/「ディヴェルティメント」より 第1楽章
 ・ニールセン/「五重奏曲」より 第1楽章
 〜共演コーナー〜
   皆さんのハンドベルと一緒に、パッヘルベル/「カノン」
 ・ベリオ(谷川俊太郎 訳)/「作品番号獣番」より“ねこ と ねこ”

   ※床にカーペットを敷き、直に座ってお聴きいただきます。 
    必要に応じ、座布団・タオルなどをお持ちください。
    (後方に、いす席も若干ございます。)

   ※※授乳・おむつ替えスペースあります(B1階 和室)。

     * * *

《2》「懐かしの名曲! 世界をめぐるコンサート」

♪日 時 ● 2018年6月10日(日)
      13:30開場 14:00開演(約60分間)

♪出 演 ● 風の合奏団 〜“風の五重奏団”と仲間たち〜
        丸田悠太(フルート)
        池田祐子(オーボエ)
        西尾郁子、瀧田奈々子(クラリネット)
        藤田 旬 (ファゴット)
        小川正毅(ホルン)
        高江洲 愛(ハープ)

        足立優司(ご案内)

♪プログラム:
 ・近衛秀健(編)/「日本の歌メドレー」
     〜さくら〜故郷〜荒城の月〜赤とんぼ〜七つの子〜浜辺の歌 ほか
          「フォスター・メドレー」
     〜故郷の人々(スワニー河)〜おおスザンナ〜夢路より ほか
          「イタリア民謡メドレー」
     〜サンタ・ルチア〜村の娘〜カタリ・カタリ ほか
          「ドイツ民謡メドレー」
     〜もみの木〜ちびっ子ハンス〜野ばら ほか
          「ロシア民謡メドレー」
     〜黒い瞳〜バイカル湖のほとり〜カチューシャ〜泉のほとり ほか
          「諸国川尽くし」
     〜パリの空の下セーヌは流れる〜ローレライ〜花〜
       ステンカ・ラージン〜スワニー ほか

    ※いす席になります。

   * * *


♪会 場 ● 小金井 宮地楽器ホール
         小ホール(1階)
     (JR中央線・武蔵小金井南口駅前)  

♪入場料 ● 各回、全席自由 一般2,000円 シニア(65歳以上)1,800円、
              小学生以下 500円


♪主催・お問合せ ● 小金井音楽談話室 TEL/FAX : 042−388-8099
               E-Mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp 
 
         (メールアドレスは◎をアットマークに変えてください)
        ※ メールにてチケットご予約の方は

          《1》0さいからきく やさしいコンサート

          《2》世界をめぐるコンサート

          のどちらをお申込みか、また、お名前とご連絡先、
          枚数をお知らせください。

♪後 援:小金井市、小金井市教育委員会、小金井市商工会、日本音楽家ユニオン


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 音楽を身近に――

 日常生活の中に、「生で音楽を楽しむ」という選択肢をひとつ取り入れていただきたい、という願いを込めて開催している 「小金井音楽談話室」も6年半、14回の公演を継続することができました。

 今回は、私たち小金井音楽談話室が節目節目で開催している「子育て支援コンサート」を、《1》「午前の部」としてお贈りします。子そだてをしていらっしゃるお父さん・お母さん方、そしてこの街で育っている元気なキッズたちへのプレゼント・コンサート。0歳から入場できる、お子さんとそのお父さん・お母さん、ご兄弟を中心に、間近で本格的な演奏が楽しめるコンサートになっています。
 演奏者によるお話つきで、さらにスライド投影もあり、楽器のアップ画像なども見ながら説明を聞くことができるので、とても分かりやすく、クラシック音楽になじみのなかった方でもお楽しみいただけます。


 また《2》「午後の部」は新企画! 「懐かしの名曲」の数々を、関連のあるグループごとにメドレーにしてお楽しみいただきます。これら、“おとなの愛唱歌”の数々をまとめ上げたのは何と、戦前にドイツで活躍したわが国を代表する指揮者、近衛秀麿氏の御子息、近衛秀健氏。その秀健氏の遺品から見つかった貴重な楽譜を発掘、整理し、なおかつ出版することに尽力したのが、今回の出演者のリーダー、ホルン奏者の小川正毅さんです。

 弦楽四重奏や金管アンサンブル、ましてやサクソフォン四重奏など、同族楽器や似ている楽器によるアンサンブルと異なり、木管アンサンブルはそれぞれが発音原理から異なる楽器の集まりです。「親和性」がアンサンブルに大切な要素ではあるものの、木管アンサンブルでは他の形態よりその部分が薄まっています。しかしそれは「弱点」というものではなく、そういう特色、つまり木管アンサンブルは、「ソリストの集まり」なのです。それだけに音色の変化の度合いが大きく、幅広い表現が可能です。だからこそ近衛秀健氏は「木管アンサンブル」の編成によって、このメドレーを作ろうと考えたのでしょう。色彩感豊かに奏でられる「懐かしの名曲」を、ぜひお楽しみください!

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♪出演者プロフィール

風の五重奏団

 2005年結成。東京・三鷹の三鷹市芸術文化センター“風のホール”を拠点とし、全国各地で活躍。特に文化庁の芸術家派遣事業等のアウトリーチ活動は年間150公演を越える。

 CDは、2008年に「動物の謝肉祭」、2010年に「17のヴァリエーション」、2012年に「作品番号獣番」(所収のベリオ「作品番号獣番」は現在、谷川俊太郎訳による日本語版唯一の録音)、2015年に「夏の音楽&世界の名曲メドレー」(「世界の名曲メドレー」はドレミ楽譜出版社から楽譜の同時出版を実現)を、いずれも ありのみ株式会社 よりリリース。音源は amazon、iTune 等各サイトにて配信中。特に「作品番号獣番」は『現代音楽』誌で推薦版に選ばれたほか、「幼い子供でも気軽に木管五重奏に親しめる良質なコンテンツ作りに成功」(CDジャーナル)、「家族で長く楽しみ味わえる上質なアンサンブルが満載」(バンドジャーナル)等、音楽関係各誌で高い評価を得ている。

 2017年5月には「ラ・フォル・ジュルネ新潟2017」音楽祭に出演、10月には「作品番号獣番」がNHK-FMで放送された。現在、わが国で最も活発に活動している木管アンサンブルの一つである。


風の合奏団 〜“風の五重奏団”と仲間たち 〜 (午後の部のみに出演)

 2006年、山形県酒田市で行われた小学生のための公演をきっかけに結成。2005年結成の“風の五重奏団”を母体とし、2015年結成の“森の五重奏団”を姉妹団体として持つ。メンバーの多くは文化庁「文化芸術による子供の育成事業〜芸術家の派遣事業」の登録芸術家であり、豊富な演奏・指導経験を持っている。
 主に“風の五重奏団”をサポートする形で木管五重奏の編成で活動するが、サン=サーンス作曲(梅本由紀編曲)による「動物の謝肉祭」、モーツァルト作曲(小川正毅編曲)による「落語でオペラ“ドン・ジョバンニ」等、ピアノや弦楽器、落語家との共演実績もある。今回は木管五重奏にハープを加えた編成と、木管五重奏にクラリネットをさらに1本加えた珍しい編成で演奏をお楽しみいただく。

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【小金井音楽談話室14】「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ」公演、終了いたしました。

2018/02/01 11:09
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 2018年1月24日(水)、7回目となる弦楽四重奏団「ヴィルタス・クヮルテット」の小金井公演、第14回 小金井音楽談話室「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ:歴史を受け継ぐもの」を開催し、おかげさまで無事終了いたしました。
 ご来聴くださった皆様、本当にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

 今回より、ヴィルタス・クヮルテットの第二ヴァイオリン奏者として、藝大フィルハーモニア・コンサートマスターの戸原 直さんを迎え、また新規軸としてショスタコーヴィチへの挑戦も始まるなど、新時代の扉を開く公演となりました。
 プログラムは、“弦楽四重奏の父”ハイドンがその集大成として作った「エルデーディ四重奏曲 作品76」の中から、特にその当時の時代背景を写しとっていると思われる〈第77番《皇帝》〉、そしてほとんど同時期に作られていながら、60歳を越えた巨匠に対して、理想に燃える20代後半のベートーヴェンが書き上げた、形式的に文句なしの作品ながら革新性に満ち溢れた傑作〈第6番 作品18-6〉をお聴き比べいただく前半と、それから150年後、クラシック音楽の本流が「交響曲」と「弦楽四重奏曲」であるとしたなら、まぎれもなくその後継者であった、20世紀最大の巨匠ショスタコーヴィチの代表作〈第8番〉を後半にお聴きいただく、というもの。

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 ショスタコーヴィチの〈第8番〉は、ヴィオラの馬渕さん、チェロの丸山さんのお二人にとって、以前のグループでイタリア「パオロ・ポルチアーニ弦楽四重奏コンクール」第3位を受賞されたときの課題曲の一つであり、当時のスメタナ弦楽四重奏団に一週間猛特訓を受けた想い出の作品。この曲は、虐げられた経験、抑圧された経験を心の奥底、あるいはDNAに持つ人々全てに向けた、作曲者自身の心の叫びそのものであり、それでも「音楽の力」を信じている、彼自身の祈りである、と丸山さんは語ります。今回お聴きいただいた皆様にも、その想いは確かに伝わっていたようでした。

 「小金井音楽談話室」というプロジェクトは、先の震災で被災した街のひとつ、いわき市における「芸術による心の日常回復」の取り組みから得られた知見をもとに、地域生活の中での音楽芸術の普及を目指すひとつの取り組みです。震災から間もなく7年が過ぎようとしている現在、いわき市では沿岸部の津波被災地もようやく土地嵩上げが完了し、新たな街造成の真っ最中ですが、しかし一方で、日々状況が変化し、一時も安心することのできない原発事故の様子は一向に変わることなく、連日地元新聞をにぎわしているのです。人々の心に平穏な時間が訪れるのはいつの日になるのでしょうか……。いわき市にある公共劇場「いわきアリオス」は、あの時、音楽が人々の背中を後押ししたことをずっと忘れることなく、「音楽を身近に」するための取り組みを現在も続けています。私たちもそれに倣い、地元・小金井での活動を続けていきます。


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 今回は、コンサートと同日の1月24日(水)の午後に、恒例となりました小金井市内の老舗フレンチレストラン TERAKOYA での「ランチタイム・コンサート」を開催しました。お客様に、シェフが腕によりをかけた本格フレンチのランチコースをお楽しみいただき、続いてヴィルタス・クヮルテットの演奏によって今回のプログラムからの抜粋をお楽しみいただきました♪ TERAKOYAさんでのコンサートも、早7回目。「音楽と料理は、特に相性が良い」という共通理念のもと、最高の料理と演奏によって、お客様に心豊かな時間をお楽しみいただけるように毎回企画しています。


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 次回の「小金井音楽談話室」は6月10日(日)に、久々の「0さいから楽しめる」コンサート(約50分間)を午前(10:30開演)に、また同日午後(14:00開演)には、日本クラシック音楽の近代化に大きな貢献をした近衛秀麿氏の長男で、同じく音楽家の近衛秀健氏がまとめ、アレンジして楽譜を遺した、懐かしの「日本」「ロシア」「ドイツ」「イタリア」そして「フォスター作曲」の愛唱歌メドレーを、木管五重奏団「風の五重奏団」と仲間たちによる「風の合奏団」の演奏でお楽しみいただくコンサート(約60分)を開催すべく、準備を進めております。今では小学校の教科書からも外されてしまっているものの、多くの方々にとって未来に遺して伝えていきたいと思われるであろう名曲の数々をメドレーにてお楽しみいただきます。詳細が決まり次第、こちらにアップいたします♪

 またそれに先立ち、5月23日(水)にはフレンチレストラン TERAKOYA において、同じく「風の五重奏団」によるランチタイム・コンサートを開催します。

 これからも、「音楽を身近に」のコンセプトのもと、皆様の生活の中に「生でコンサートを聴く」という選択肢をひとつ、加えていただきたいと願いながら、プロジェクトを続けてまいります。今後とも、小金井音楽談話室をどうぞ宜しくお願い致します♪


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第14回 小金井音楽談話室「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ:歴史を引き継ぐもの」

2017/10/14 19:43
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2018年1月24日(水) 18:30開場/19:00開演

小金井 宮地楽器ホール・小ホール (1F)
(JR中央線 武蔵小金井駅南口駅前)





 ◆ 出演:
   ヴィルタス・クヮルテット

    三上亮(ヴァイオリン、サイトウ・キネン・オーケストラ メンバー)
    戸原直(ヴァイオリン、東京藝大フィルハーモニア コンサートマスター)
    馬渕昌子(ヴィオラ、紀尾井ホール室内管弦楽団、
                 宮川彬良とアンサンブル・ベガ メンバー)
    丸山泰雄(チェロ、紀尾井ホール室内管弦楽団 メンバー)


   ※ご案内:足立優司 (いわき芸術文化交流館アリオス音楽学芸員)

 ◆ 曲 目: 
    ハイドン/弦楽四重奏曲第77番 ハ長調 op.76-3 「皇帝」 Hob.III-77

    ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 op.18-6

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    ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 op.110



 ◆ 入場料:
   全席自由 2,800円、シニア(65歳以上)2,300円、学生1,800円



 ◆ 主催・お問合せ:
   小金井音楽談話室 042−388-8099
       E-Mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp
             (◎をアットマークに変えてください)
      ※メールにてチケットご予約の方は、お名前と
        ご連絡先、枚数をお知らせください。

   ロンドミュージック 03-3265-9321


 ◆ チケットのお取り扱い場所:
   ・TERAKOYA 042-381-1101
       小金井市前原町3-33-32 ※月曜定休
   ・菊屋文具店 042-381-1379
       小金井市本町1-7-6 ※水曜・日曜定休
   ・セレクトショップゆうすい 042-301-7347
       小金井市中町4-14-15(前原坂上交差点角) ※日曜・祝日定休
   ・ブックスキャロット 042-387-0031
       小金井市梶野町5-1-5(東小金井駅北口すぐ) ※年中無休
   ・小金井 宮地楽器ホール2F事務局(窓口のみでのお取扱い)


  ◆ 後援:小金井市、小金井市商工会


※よろしければ、下記のブログもご覧ください♪
http://adieemusic.air-nifty.com/
 

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特別企画 (限定30席)

「ランチタイム・コンサート」
 〜老舗フレンチ・レストランで過ごす 至福のひととき〜

※日時  2018年1月24日(水) 13:00〜15:30頃 (12:30 受付開始)
※会場  フレンチレストラン TERAKOYA

※ 今回は、本公演と同日の午後開催です ※


 都内屈指のフレンチ・レストラン Terakoya で、一流シェフがこの日のためにご用意する特別メニューによる本格的なフレンチ・コースと、一流演奏家による生演奏をお楽しみになりませんか?
 同日夜の本公演に出演する「ヴィルタス・クヮルテット」による生演奏を、すぐ近くでお聴きいただけます♪ 
 ぜひ、お早目にお申込みください。

◎演 奏 : 弦楽四重奏団ヴィルタス・クヮルテット
※演奏時間は40 分程度です。(本公演の演目の一部)

〔料金〕
・ランチタイムコンサート:6,000 円 (お食事とミニ・コンサートのセット)

※ 限定 30席 ※

     ◆ Menu ◆
     アミューズ〜オードヴル〜ポタージュ〜メイン(お肉料理)〜デザート〜コーヒー or 紅茶

※ご予約受付は一週間前 〔1月17日(水)〕 までとさせていただきます。
※公演の3日前よりキャンセル料が発生します(3日前〜30%、当日100%)。

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♪ ランチタイムコンサートのご予約・お問合せは・・・

・小金井音楽談話室 Tel 042-388-8099
   E-mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp (◎をアットマークに変えてください)

・TERAKOYA  Tel 042-381-1101


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 「音楽を身近に」――

 間もなく、結成から10年を迎えるヴィルタス・クヮルテットは、結成当初から福島県いわき市における 「アーティスト・イン・レジデンス」 を担う団体として、毎年冬と夏に1週間ずついわき市に滞在し、地域の人たちとの交流を図りながら、音楽の力によって地域の発展に寄与すること、また自らの音楽も地域生活に根付いた形で発展していくことを目指す様々な取り組みをしてきました。先の震災時、そうした地道な取り組みが実を結び、いち早く被災地域への文化的な支援の取り組みを行うこともでき、また人々が「心の日常回復」を果たすために、音楽が大きな役割を果たすこともできました。

 さらにヴィルタス・クヮルテットのリーダーである丸山泰雄さんは、同じ時期、単独でも被災した地域に入り、音楽で人々を力づけ、励ましてきました。彼らのコンサートは、そこに住んでいる人びとの想いを理解し、どのような音楽を届ければよいのかを常に考えながら企画され、演奏が行われています。

 ところで、ヴィルタス・クヮルテットが一貫して取り組んできたベートーヴェンは、18世紀末から19世紀初頭、日本でいえば江戸時代の半ばから、ヨーロッパ社会がフランス革命によって大混乱と戦争の時代を迎えていたときに活躍した作曲家です。その時代には、貴族社会から市民社会へと価値観が大きく変化し、その中でベートーヴェンは 「人間一人ひとりが精一杯 “良い人生” を歩むことを目指す」 ということの重要性に気付き、音楽を媒体として、自らの思想を表明していきました。
 創造された「ありのままの人間」としての存在(欲求)と、「考え、悩み、努力する人間」としての存在(目標)との間に常に存在する葛藤を見据え、それらを昇華して、1つ高い段階に至ることを、当時の人びとに促していたのです。
 そのことを明らかにするためにも、今回の演奏会では前半に当時の「巨匠」ハイドンの代表作と、若き「俊英」ベートーヴェンが同時期に作曲した2つの弦楽四重奏を対置し、人間の「理性」を尊び信じる「古典主義」の完成でもあるハイドン作品と、さらにその先を追究し、乗り越えようとするベートーヴェンの作品を並べてお聴きいただきます。

 また、後半にお聴きいただくのは、旧ソ連の成立と、スターリンの独裁下における弾圧に晒されながらも、自らの信じる価値を守り通し、苦労して音楽創作に努力した20世紀を代表する作曲家、ショスタコーヴィチ。彼は社会主義というイデオロギーの抑圧に苦しみながらも、“ヨーロッパ・クラシック音楽”の伝統を常に守り、誰にもまねのできない奥深い音楽表現の世界へと足を踏み入れました。「ファシズムと戦争の犠牲者に捧げる」と題されたこの弦楽四重奏曲第8番は、戦争の時代に仮託しつつ、ドラマティックな情景描写を音楽のみで描き、自らの置かれた「現在」をも含めて、未だ成し遂げられていない「永遠の平和」へ祈りを込めた大作。100年の時を越え、音楽の魂がどのように受け継がれていったのかを明らかにしたいと思います。
 どうぞ、お楽しみに。
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