小金井音楽談話室

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zoom RSS 【小金井音楽談話室14】「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ」公演、終了いたしました。

<<   作成日時 : 2018/02/01 11:09   >>

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 2018年1月24日(水)、7回目となる弦楽四重奏団「ヴィルタス・クヮルテット」の小金井公演、第14回 小金井音楽談話室「ヴィルタス・クヮルテット〜弦楽四重奏の愉しみ:歴史を受け継ぐもの」を開催し、おかげさまで無事終了いたしました。
 ご来聴くださった皆様、本当にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

 今回より、ヴィルタス・クヮルテットの第二ヴァイオリン奏者として、藝大フィルハーモニア・コンサートマスターの戸原 直さんを迎え、また新規軸としてショスタコーヴィチへの挑戦も始まるなど、新時代の扉を開く公演となりました。
 プログラムは、“弦楽四重奏の父”ハイドンがその集大成として作った「エルデーディ四重奏曲 作品76」の中から、特にその当時の時代背景を写しとっていると思われる〈第77番《皇帝》〉、そしてほとんど同時期に作られていながら、60歳を越えた巨匠に対して、理想に燃える20代後半のベートーヴェンが書き上げた、形式的に文句なしの作品ながら革新性に満ち溢れた傑作〈第6番 作品18-6〉をお聴き比べいただく前半と、それから150年後、クラシック音楽の本流が「交響曲」と「弦楽四重奏曲」であるとしたなら、まぎれもなくその後継者であった、20世紀最大の巨匠ショスタコーヴィチの代表作〈第8番〉を後半にお聴きいただく、というもの。

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 ショスタコーヴィチの〈第8番〉は、ヴィオラの馬渕さん、チェロの丸山さんのお二人にとって、以前のグループでイタリア「パオロ・ポルチアーニ弦楽四重奏コンクール」第3位を受賞されたときの課題曲の一つであり、当時のスメタナ弦楽四重奏団に一週間猛特訓を受けた想い出の作品。この曲は、虐げられた経験、抑圧された経験を心の奥底、あるいはDNAに持つ人々全てに向けた、作曲者自身の心の叫びそのものであり、それでも「音楽の力」を信じている、彼自身の祈りである、と丸山さんは語ります。今回お聴きいただいた皆様にも、その想いは確かに伝わっていたようでした。

 「小金井音楽談話室」というプロジェクトは、先の震災で被災した街のひとつ、いわき市における「芸術による心の日常回復」の取り組みから得られた知見をもとに、地域生活の中での音楽芸術の普及を目指すひとつの取り組みです。震災から間もなく7年が過ぎようとしている現在、いわき市では沿岸部の津波被災地もようやく土地嵩上げが完了し、新たな街造成の真っ最中ですが、しかし一方で、日々状況が変化し、一時も安心することのできない原発事故の様子は一向に変わることなく、連日地元新聞をにぎわしているのです。人々の心に平穏な時間が訪れるのはいつの日になるのでしょうか……。いわき市にある公共劇場「いわきアリオス」は、あの時、音楽が人々の背中を後押ししたことをずっと忘れることなく、「音楽を身近に」するための取り組みを現在も続けています。私たちもそれに倣い、地元・小金井での活動を続けていきます。


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 今回は、コンサートと同日の1月24日(水)の午後に、恒例となりました小金井市内の老舗フレンチレストラン TERAKOYA での「ランチタイム・コンサート」を開催しました。お客様に、シェフが腕によりをかけた本格フレンチのランチコースをお楽しみいただき、続いてヴィルタス・クヮルテットの演奏によって今回のプログラムからの抜粋をお楽しみいただきました♪ TERAKOYAさんでのコンサートも、早7回目。「音楽と料理は、特に相性が良い」という共通理念のもと、最高の料理と演奏によって、お客様に心豊かな時間をお楽しみいただけるように毎回企画しいています。


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 次回の「小金井音楽談話室」は6月10日(日)に、久々の「0さいから楽しめる」コンサート(約50分間)を午前(10:30開演)に、また同日午後(14:00開演)には、日本クラシック音楽の近代化に大きな貢献をした近衛秀麿氏の長男で、同じく音楽家の近衛秀健氏がまとめ、アレンジして楽譜を遺した、懐かしの「日本」「ロシア」「ドイツ」「イタリア」そして「フォスター作曲」の愛唱歌メドレーを、木管五重奏団「風の五重奏団」と仲間たちによる「風の合奏団」の演奏でお楽しみいただくコンサート(約60分)を開催すべく、準備を進めております。今では小学校の教科書からも外されてしまっているものの、多くの方々にとって未来に遺して伝えていきたいと思われるであろう名曲の数々をメドレーにてお楽しみいただきます。詳細が決まり次第、こちらにアップいたします♪

 またそれに先立ち、5月23日(水)にはフレンチレストラン TERAKOYA において、同じく「風の五重奏団」によるランチタイム・コンサートを開催します。

 これからも、「音楽を身近に」のコンセプトのもと、皆様の生活の中に「生でコンサートを聴く」という選択肢をひとつ、加えていただきたいと願いながら、プロジェクトを続けてまいります。今後とも、小金井音楽談話室をどうぞ宜しくお願い致します♪


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