小金井音楽談話室

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zoom RSS 第11回 小金井音楽談話室 「おひとりさまですが 何か?〜丸山泰雄 無伴奏チェロライヴ!!」

<<   作成日時 : 2016/05/02 09:16   >>

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  ♪♪♪ ♪♪♪

2016年6月3日(金) 19:00開演(18:30開場)

 小金井 宮地楽器ホール (市民交流センター)
  小ホール(1階)
   (JR中央線・武蔵小金井南口駅前)


♪出 演: 丸山泰雄 (チェロ)  足立優司(ご案内)

♪プログラム:
  J.S. バッハ/無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
  B. ブリテン/チェロ組曲Op.72
  G. カサド/無伴奏チェロ組曲
  黛 敏郎/無伴奏チェロによる「文楽」
  G. ソッリマ/ラメンタツィオ
  Z. コダーイ/無伴奏チェロ・ソナタ Op.8


◆ 入場料:
   全席自由2,800円、シニア(65歳以上)2,300円、学生1,800円
   ※一部チラシでの表示に、シニア2,500円と出ておりますが、2,300円が正しい料金です。
    お詫びして訂正いたします。

◆ 主催・お問合せ:
   小金井音楽談話室 042−388-8099
       E-Mail : koganei-music◎kch.biglobe.ne.jp
             (◎をアットマークに変えてください)
      ※メールにてチケットご予約の方は、お名前と
        ご連絡先、枚数をお知らせください。

   ロンドミュージック 03-3265-9321


◆ チケットのお取り扱い場所
   ・菊屋文具店 042-381-1379
       小金井市本町1-7-6 (黄金の井戸隣) ※水曜・日曜定休

   ・セレクトショップゆうすい 042-301-7347
       小金井市中町4-14-15 (前原坂上交差点角) ※日曜・祝日定休

   ・ブックスキャロット 042-387-0031
       小金井市梶野町5-1-5 (東小金井駅北口すぐ) ※年中無休

   ・小金井 宮地楽器ホール 2F事務局 (窓口のみ)


◆ 後援:小金井市、小金井市商工会


※よろしければ、下記のブログもご覧ください♪
http://adieemusic.air-nifty.com/adie_e_music/


   * * *

 熊本県を中心に大地震が発生し、九州の広い範囲で大きな被害が出てしまいました。東日本大震災から5年が経ったばかりだというのに、また震度7、M7.3 という大規模災害、福島県いわき市にいても、“あの日と、そこから数ヶ月”のことをまざまざと思い出し、心が痛くなって落ち着きません。
 災害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。皆さまのご無事と一日も早い日常生活のご回復を、心より祈っております。自分にできることをひとつからでも、まず始めます。


 あまり報道で取り上げられませんでしたが、実はいわき市は大震災の1ヵ月後、4月11日と12日に、続けさまに震度6弱の強い余震に見舞われました。今回と似た、地域の断層を震源とする直下型の地震でした。大震災で受けた被害によって弱っていた地盤はさらに打撃を受け、被害は拡大。
 そこから私たちは、震災前に培ったアウトリーチ活動「おでかけアリオス」のネットワークを辿り、市内隅々の被害状況と、地域に住む人たちの生の声をリサーチする活動を始めました。1ヶ月間かけて、市内各地息の個別状況を調査し、それを基に6月から「おでかけアリオス」を再開。それから9ヶ月間で、市内95箇所を訪問しました。


 東日本大震災の半年後、いわき市における、芸術文化による災害復興の取り組みを基礎として、「音楽を身近に」をキーワードに、地元・小金井市民の方々に対して「生で音楽を聴く愉しみ」を生活の中の選択肢のひとつとして取り入れておいていただくことを呼びかけるため、「小金井音楽談話室」の取り組みを立ち上げました。
 特にいわき市で実感させられた、人が想像を越えた非常事態に直面した時に、最後は人の五感を震わせ、癒し、奮い立たせる力を持つ芸術だけが拠り所となる、という事実を基に、私たちは近い将来に富士山の噴火や南海トラフ大地震、首都直下型地震の発生も予想もされている現在の東京において、非常時への「心の備え」のひとつとして、日ごろから芸術に親しんでおくことの重要性を訴え続けたいと思っていたのです。

 アートに触れることの真の目的は、人の心を癒し、好奇心を喚起することにより、激しいストレスに曝される現代社会における人びとの生活の質を向上させることです。更に先の震災以来、非常事態に際して人びとの心を護ることが加わりました。より手軽にこうした芸術文化に触れることができる環境整備を積極的に行い、心豊かな市民生活の支援を行うことで、小金井市が持つ魅力をより高めていくことにも繋がることを願い、本公演を実施するものです。
 どのような施設(ハード)を造るか、ではなく、造った後にそこで何が行われるか(ソフト)が重要であり、それこそが豊かな市民生活を支援することに繋がるのだと、私たちは考えます。

 これまで小金井において5回コンサートを開催したヴィルタス・クヮルテットは、震災以前より頻繁に福島県いわき市を訪れ、地域の人たちとの交流を図りながら、音楽が地域生活に根付いた形で発展していくよう様々な取り組みをしてきました。
 そしてリーダーの丸山泰雄さんは、大震災発生の1ヵ月後には被災した地域に入り、無償で人々を音楽によって力づけ、励ましてきました。この震災による津波の被害で、親戚4人を亡くされた丸山さんにとって、それは他人事ではなかったのです。その経験から、彼のコンサートでは常に、コンサートを聴いてくださるであろう人びとがどのような想いを抱いているのかを想像し、理解して、プログラムを組み立てています。特に、人は苦しみを抱えた時、それから目を逸らすようなことをしても決して救われることがない、ということを理解し、そうした「想い」をまっすぐに受け止められるような「真の名曲」を演奏することを、丸山さんは大切にしています。

 今回の公演では、日本人の心情を最も克明に、詳細に表現している「黛敏郎/文楽」と、ヨーロッパにおいて、古代「フン族」の末裔といわれ、「東洋人の心」を遺伝子に持っているとされるハンガリーの人々が歌い継いだ民謡素材を数多く収集し、自らの作品にも生かしているコダーイの「無伴奏チェロ・ソナタ」を軸に、聴く人の心を捉えて離さないチェロの名曲を特集してお贈りします。

 チェロの丸山泰雄さんからのメッセージをご紹介します。

 偉大なチェリスト、パブロ・カザルスにより再発見され、チェロの「旧約聖書」ともいわれるJ.S. バッハの「無伴奏チェロ組曲」全6曲以降、200 年間にわたり目立った作品がなかったチェロのための無伴奏曲というジャンルに、20 世紀に入ってから革命的ともいえる作品を書き上げたのが、ハンガリーの作曲家ゾルターン・コダーイでした。
 当時の演奏家の常識をはるかに凌駕した超絶技巧が用いられていたため、初演の後、永らく演奏不可能とされていたこの「無伴奏チェロ・ソナタ」ですが、60 年代になって、やはりハンガリー出身の名チェリスト、ヤーノシュ・シュタルケルの名録音により一躍注目されるようになり、世界中のチェリストもこぞって取り上げるようになります。
 また同時期に、イギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンの仲介により西側に知られるようになったソ連のチェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの圧倒的表現力、超人的技術に創作意欲を刺激された数多くの作曲家が、彼のために無伴奏作品を含む160 曲以上のチェロ作品を捧げ、ここにようやく“無伴奏チェロ作品群”という一つの完成されたジャンルが確立します。

 今回の演奏会ではバッハとコダーイを中軸に、6ヵ国の作曲家による無伴奏チェロ作品を採り上げます。
 各国の民族的特徴や、時代背景が濃厚に反映された各作品を俯瞰するこのコンサートは、同時にカザルスやガスパール・カサド、シュタルケル、ロストロポーヴィチなど、チェロ演奏の水準を飛躍的に高めた巨匠たちへのオマージュでもあるのです。どうぞお楽しみに。

                                      丸山泰雄


   * * *

 「音楽を身近に」愉しむ方法にはいろいろなスタイルがありますが、私たちは特に「生で音楽を愉しむこと」の意義を、小金井市民の方々にお伝えしたいと願っています。それは演奏家の息づかいを肌で感じ、「そのときそこにしかない」一期一会の出会いの中で、お互いが伝え、受け取るという営みの中で成立する、かけがえのない時間だからです。それはによって、人と人との繋がりが希薄になっている昨今、日頃よりほんの少し親密な時間を、重過ぎることなく皆様に共有していただくことによって災害や非常時にも強い、しなやかな「新しいコミュニティ」を築いていくことにつながると、私たちは考えています。

 つい最近まで、東京において震災の記憶が薄らいでいたことは事実です。しかし、私たちは、何時大規模自然災害に遭ってしまうか分からないのです。ですから発信すること・語ることを止めたとしたら、人々が災害の非常事態に際して、どのようにすればよかったのかという記憶も、瞬く間に風化していってしまうでしょう。
 
 もし可能であるならば、私たちは近い将来に南関東地震や南海トラフ大地震の発生も予想されている、この東京の人たちにも、先の震災に際していわき市で学んだ音楽芸術の持つ力の意義を少しでも伝え、日ごろから音楽を身近に感じ、生活のなかに気軽に音楽を楽しめる時間を取り入れるようなライフスタイルのご提案をしていきたいと考えています。

   * * *

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